年末年始の過ごし方
喪中はどこが違う？

①　お歳暮

普段お世話になっていることのお礼ですので､普通に行っても差し支えありませんが､紅白の水引や嶼斗を通け｡無地の掛け紙や短冊を利用します｡

ただし､四十九日を過ぎていない場合は､四十九日が過ぎてから｢寒中見舞」として送るのが良いでしょう。

②　喪中葉書

早めに出します｡死亡通知の意味を含め､「誰の喪に服しているか」明配することもあります。

年賀葉書の発売に合わせ、11月に入ったら発送します。

③　忘年会や新年会、賀詞交歓会

気持ちの整理がついているなら､主催者の了承を得て出席することもあります。

この場合､他の出席者への不快感を与えないように配慮することも大切です。

④　正月飾り・おせち料理

門松などの正月飾りは控えます｡おせち料理は紅白盛(蒲鉾等)や頭付海老などを避けますが、市販のおせちセットはこの限りではありません。

また、近年は喪中専用おせち「ふせち」をオンライン等で販売しています。

⑤　初詣

神社は｢死｣を忌み援うので喪中は参詣できませんが寺院は喪中に関係なく参詣できます｡
｢初詣｣というより通常の「参詣｣としてのお参りになります｡

お寺のお札は普通に交換しますが､神社のお札は亡くなってから50日を過ぎてから交換するようにします。

※お祝い気分でないことが肝心

⑥　お年玉

普通に渡しますが､お歳暮と同じく紅白水引や慨斗付のものはなるべく避けます。

⑦　年始まわり

行いません｡喪中葉書の文面にその旨記載していますので､特に失礼には当たりません｡

最近では､年始回りができない代わりに松が明けてからお手紙を出される方もいらっしゃいます。

喪中はがきですが、最近は喪中はがきの代わりに「クリスマスカード」を送ることも増えているようです。

クリスマスカードには宗教色の薄いものも多いので、安心して使えます。

形は違えど、気持ちを伝える本質は同じ。皆様それぞれの「自分流」で考えてみてください。

大切なのは 想いを届けること です。

西東京市における喪中の際の年末年始の過ごし方は、他の東京エリアと大きく異なることはありませんが、菩提寺、或いは実家の風習や慣習を踏まえ考えることが大切です。

その他、西東京市近隣の葬儀に関連することでお悩みのことは、遠慮なく藤式典にご相談ください。