大切なのは費用と内容!

葬儀社選びで気を付けたいのは、費用と内容です。
①費用について
近年、特にコロナ禍以降、国民生活センターなどへの「見積より多く支払った」という相談事例が増えています。見積書に「実際の支払い総額」がきちんと書かれているか?を確認することが大切です。
でも葬儀社により、見積書の書式や記載内容が異なるため、確認するのは容易ではありません。
そこで、西東京市近隣の皆様に、見積書の内容が適切なものなのか、簡単に確認する方法をお教えします。
葬儀社はこうして見分ける!

方法は簡単です。
見積書をもらったら「この金額以外に、支払いはないですね」と確認するだけです。
確認した時に「支払い項目や金額が増える」葬儀社は要注意。実際の総支払額より見積金額を安く見せて契約が取りやすいようにと考えている可能性があります。
また見積書については、人数増などに対応するための「予備費」を見積に記載する葬儀社であれば、追加代金の心配も薄いと言われています。
費用の判断基準は、安い、高いで選んではいけません。
その見積が正直に書かれているとは限らないからです。費用の安心のためには
・見積を貰ったら「この金額以外に支払うものはないか」を聞く
・見積項目に「予備費」を探す
この点に注意して、安心できる葬儀社を選ぶと良いでしょう。
ちなみに当社は見積書の記載内容、予備費の表示もあわせて、毎日新聞東京本社で行われた葬儀セミナーで「費用が安心な葬儀社の見積例」として西東京市の葬儀社で唯一、紹介された実績があるのでご安心ください。
②内容について
葬儀社には2種類あります。「温かい葬儀」「家族に寄り添う葬儀」を広告でうたっていても
1)カタログ通りの葬儀を準備して、最後に好物をプレゼントすればいい、と考える葬儀社。
2)故人様が喜んでくれること、ご家族の「こうしてあげたい」を叶えるために頑張ってくれる葬儀社。
気になる葬儀料金、実はどちらの葬儀社を選んでも同じなんです。
葬儀への参列経験者へのアンケート調査で、参列して良かったと感じる葬儀について調べたところ
「故人の思い出話がたくさんできた葬儀は満足度が高い」
という結果が得られたという報告が複数あります。
人が葬儀を行うのは、立派な祭壇を飾るためでも、火葬するためでもありません。悲しみやいたわりの感情と向き合う、つまり「偲ぶ」ために葬儀を行うのです。
では「偲ぶための葬儀」が当たり前に出来ているのか、というと、残念ながらそうなってはいません。
葬儀の打合せで「偲び方」について打ち合わせをする葬儀社は、2023年の毎日新聞 笑顔のお葬式の調査によれば、15社中1社しかない、と言われています。
実際に葬儀を行われた皆様の経験の中でも、祭壇や料理の打合せはしたけれど偲び方、過ごし方について具体的に葬儀社と打ち合わせた経験のある方はほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。
葬儀は大切な方の顔を見ながら過ごせる、直接何かをしてあげられる最後の時間です。
だから、設営や進行だけではなく、どのように過ごせるか、を考えることも大切です。
当社では、打合せでのヒアリングを重視しています。
ヒアリングを行うことではじめて「ご家族のための過ごし方のアドバイス」ができるようになるからです。
ある葬儀の打合せで
「入院生活が長かったので好物のお寿司も自由に食べさせてあげられなかった」という後悔を話されたご家族に「お棺の中に副葬品としてお寿司を添えることもできますよ」とお伝えしたところ、そんなこともできるんだとご家族に喜ばれたことがあります。
葬儀当日、娘さんが「大好きな■■のお寿司だよ」と言ってお棺の中に添えてあげました。
あれから5年たちますが、今でも「(お寿司のこと)教えてくれて本当に良かった」と感謝されています。
一般的な葬儀社では打ち合わせの際、葬儀内容について「何か希望はありますか?」と聞くだけです。
でもご家族は葬儀では何ができて、何ができないのか、を知らないので、希望を言えないことが多いんです。
だから、ヒアリングを行う中で葬儀社側から教えてあげたり、ご家族自身が気付けるようにしてあげることが重要なんですね。
葬儀社側としてもヒアリングをおこなうことで家族の様子がわかるので「■■を用意すると思い出話がたくさんできそう」といった過ごし方の工夫も自然とできるようになります。
普通の葬儀社は、ヒアリングをあまり行わず、カタログ通りの葬儀を準備するだけ。
良い葬儀社は、ヒアリングをもとに提案をしたり、過ごし方を工夫してくれる。
どちらも葬儀料金は同じです。
「ヒアリングの有無と提案」これが、良い葬儀社選びのコツになります。
西東京市近隣の皆様、当社ではご葬儀の際、ヒアリングを行うことで後悔のない「きちんと偲べる葬儀」を提供していますので、安心してお任せください。